長野県木曽郡木曽町三岳
撮影日 2009/1/4
【地図】【大きい地図はこちら】
御嶽山詣りによく使われている「長野県道20号開田三岳福島線」にある小島隧道。

今回紹介するこの廃橋は、小島隧道のすぐ脇で、ひっそりと架かっている(残っている)
後述するが、本橋の正式名称は分からない(故に、記事のタイトルも「旧小島橋(仮)」となっている)のだが、恐らく、と、言うか、間違いなく、昭和32年に小島隧道が開通するまで使われていた旧道のものだ。
その旧道は木曽側から上の写真、小島隧道坑口前を、右から左に横切り、山を巻いて隧道の向こう側へと通っている。
ちなみに現道は築堤で、旧橋の下を流れる沢を暗渠であしらっているのだろう。
今回は小島隧道の方から橋を伺う。

距離は短いからすぐに橋へ辿り着いた。

沢の右岸、下流側の親柱(銘板が無い)
一方の上流側親柱は…。

銘板も何も
【親柱が完全破壊状態…】
とりあえず橋を渡り切ったら、その先は盛り土が成されていた(写真は盛り土の上から振り返って撮影)

また、その盛り土部分には“何か”の支柱が散乱している。

再び橋に戻って、沢の左岸側からの全景。
ムクムクと育つ大きな木に、この橋が廃止されてからの長い年月を感じる。ちなみに、こちら側の親柱や銘板はどちらも何とか残存していたが、銘板に刻まれた文字が旧字かつ達筆過ぎて読めなかった…。
(以下参考)
【左岸上流側の銘板】 【左岸下流側の銘板】 判読出来る方教えてクレヨ!

それにしても…、いいな…。この欄干。
追加

(同2009/4/24に撮影)

小島隧道入口よりちょいと木曽側。

盛り土をされた部分、旧道の入口を現道から撮影。
尚、本編においては
【長野県道20号開田三岳福島線 小島隧道の旧廃道」編】へと続きます。
と、言うわけで、とりあえずおわり。
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- 2010/09/16(木) 01:17:10|
- ●橋梁
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