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廃道・廃線・廃隧道・あらゆる交通遺跡を調査‐こちら交通遺跡調査室(分室・携帯版)

廃道・廃線・廃隧道。ありとあらゆる交通遺跡を室長ことtyafficが生温く調査いたします! あなたが知っている“廃”を情報も募集しています! 情報提供口は以下。 t.stlアットezweb.ne.jp(アットは@に変換してくださいませ)

無題

【日本の廃道】の旧道倶楽部録”は毎日楽しみに見ているのだが、先日俳句に関するお話しがあった。で、読んでいて思った。

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規。

「秋深き 隣は何を する人ぞ」
これは芭蕉最後の句である。
あらためて言うまでもなく、どちらも味わい深い。
だが混合すると

「柿食えば 隣は何を する人ぞ」

やけに下世話な感じがする。また同じ芭蕉の

「古池や 蛙飛び込む 水の音」

を混合させると。

「柿食えば 蛙飛び込む 水の音」

やはり下世話というか、そもそも水辺で柿を食べながら蛙が飛び込む音を聴いているあなたは何者?から始まり、私の引用表現の問題なのだが「お前はどんだけ柿が好きなんだよ?」となる。

そう考えると太田南畝の

「それにつけても金の欲しさよ」

は、つくづく秀逸だと思う。

「秋深き 隣は何を する人ぞ それにつけても金の欲しさよ」

「古池や 蛙飛び込む 水の音 それにつけても金の欲しさよ」

昔から言われているように、どんな下の句に繋げてもガッチリ合う。

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 なう」

程度では、束になってかかっても相手にはならないと思った。
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  1. 2010/11/26(金) 01:47:26|
  2. ●ボソッ
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捨てないよう

長野県某所にて。

撮影日 2009/9/29



色々な意味でイマイチな看板。
ついつい「ゴミ・空き缶を捨てないよう」の後に“にしましょう”を入れたくなるが、そもそもゴミや空き缶はいずれ捨てなければならないものなので「ゴミ・空き缶はゴミ箱へ捨てましょう」とするのが正しい。
また、絵もイマイチだ。
確かに「空き缶をポイ捨てされて、上から落ちてくる空き缶に怯えるウサギ」を表現したいのは分かる。が、何故だか空き缶が震えている(((空き缶)))の表現や、また空き缶から等間隔で零れ落ちる「ジュースの残り汁」の表現せいで“ポイ捨ての緊張感”が欠けている。
しかもその零れ落ちるジュース汁が、ちょうどウサギの目線誘導に見えて

「突然、空に缶ジュース型UFOが震えながら浮かんでいるのを発見して、それに驚くウサギ」

に見えてしまう。

まあ、ポイ捨てされた空き缶とウサギの関係の一瞬を切り取った場面としては間違ってはいないのだけれど…。

おわり。
  1. 2010/11/21(日) 17:20:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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りらくいん

長野県伊那市某所にて。

訪問日 2009/9/29


矢印の方向へは行かなかった…。

くわばら、くわばら…。

おわり。
  1. 2010/11/21(日) 16:48:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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継続中

長野県伊那市某所にて。

撮影日 2009/9/29


何故かこの“継続中”の訴えに、反政府運動やレジスタンス的な香りを感じたのは私だけか…。
この「笠原コンバイン組合」なるものが“地下組織”である可能性は限りなく低いだろうが、万々が一の為に、その方面にお詳しい【日本の廃道】の「nagajis」氏に写真鑑定を依頼したところ、驚愕のご指摘をいただいた。

黒板にスヌ◯ピーのルーシーが描かれている!

おわり。
  1. 2010/11/20(土) 17:37:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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しまつ君

長野県某所にて。




「火のしまつ君」って、一体誰だよ?と、思ったが、なぜか襷をかけて、しかも素手で火を握るという“無の境地”を会得した少年の事ではないというのは、あらためて読み直してから分かった。

誰も悪くはない。強いて言うならば、三行書けない習字紙に責任がある。

おわり。
  1. 2010/11/20(土) 16:50:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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甘く見るな!

長野県某所にて。


なるほどストレートな表現。

よく語呂、語感にこだわり過ぎた結果、グダグダになった標語を見掛けるが【例】この「甘く見るな!」は、ある意味ブレがない警告だ。

それに端から「火は悪だ!」と決めてかかって(憎悪さえ感じる)描いたであろう、いかにもダーティーと言うか“ズルそうな”火の表情や“ダイナミックな火の左腕の動き加減”更に、コンロのつまみが“きちんと回っている”と言った“芸の細かさ”がナイスだ。

ところでこの

『火を 甘く見るな!』

のフレーズは便利だと思う。

道路脇には

『ポイ捨てを 甘く見るな!』

通学路近くの用水路には

『水を 甘く見るな!』
横断歩道の近くには歩行者向けに 続きを読む
  1. 2010/11/20(土) 01:51:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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無題

【ツイッター】でもぼやいたが、どうもブログ記事を書くモチベーションが上がらない。
いや、単に上がらないまま同高度を保ちつつ飛行しているのならばまだ良いが、明らかに高度は低くなりつつある。
つまりこのままでは“墜落”の危険が確実に待ち受けていて、只今そこに向かって、ダッチロールもせず穏やかに向かっているのだが、どうにも改善の気配が感じられない。
当然、そんな右肩下がりなモチベーションで書いた記事のつまらなさ(というより“面白くない記事”)は、書いた本人よりもお読みくださる読者の方々が一番分かっており(一体何人の読者の方がいるのだろう…)拍手数がそれを如実に表している。

さて、モチベーションが低下している…、と語る事がモチベーションupに繋がるかどうか…。
  1. 2010/11/19(金) 00:01:00|
  2. ●ボソッ
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リンクいたしました。

【うさ★ネコサンド】さま

リンクさせていただきました。
  1. 2010/11/17(水) 15:10:36|
  2. ●交通遺跡調査室分室
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木曽 小川(王滝)森林鉄道 鬼淵鉄橋 後編 

長野県木曽郡上松町大字上松

訪問日 2008/12/31

【地図】

【大きい地図はこちら】


前回述べた“事情”がある為、ここは引き返しつつも新橋からの撮影に留めた。

こちら側(木曽川左岸側)は、垂直材付きの上路ワーレントラス構造。






そして下路パーカートラス構造部分の写真を以下三枚。

ジグザグに取り付けられている部材「レーシングバー」には、ほんと萌えるよ…。
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  1. 2010/11/17(水) 02:40:00|
  2. ●廃線 鉄道 森林鉄道
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木曽 小川(王滝)森林鉄道 鬼淵鉄橋 中編

長野県木曽郡上松町大字上松

訪問日 2008/12/31

【地図】

【大きい地図はこちら】


さて…。も何もあったものか。
目の前のバリケードを“ピー”する!…、のが、いつもの私なのだが、今回はしない。

この「鬼淵鉄橋」の傍らには民家がある。
例え、その民家の主が留守であっても(←留守を狙うのは、もはや“空き巣”業界の話しだろw)何しろ、ここは人通りや人の眼が多い。
まあ、そこで“ピー”をして通報された挙げ句に、前編でも述べたちょうど対岸、鬼淵停車場跡にて待機しているポリスメン&パトカーに連行されても構わないのだが…(←構わないのかよ!)

実を言うと、この林鉄由来「鬼淵鉄橋」は、新橋の「鬼淵橋」が架かった時点で撤去される予定だったのだ。
そんな中「これだけ歴史が深い鉄橋は保存するべきだ!」と、立ち上がった熱い地元民の保存運動(ナイス!地元民!)の結果、この「鬼淵鉄橋」は何とか保存される事になった。のだが…、保存維持をする行政としては「あわよくば撤去したい」というのが本心らしいし、また地元民とて皆が皆が“保存派一色”の一枚岩ではなくて“撤去派”の方々もかなりいて、保存か撤去かで、なかなかの議論紛糾があった、と聞いている。

この「鬼淵鉄橋」は、そういった何とも微妙なバランスの関係で現在に至り、また今後の未来がある。
そんな危ういバランスを保っている天秤に、悪戯に指を突き出すような行動は、ここではするべきではないと、私は思ったのだ。

この橋は、残せるだけ残すべきだ…。


何だか“そんな事情”が分かる…。
正式な保存であるならば、元々は鉄道橋なのだから、車道橋へと転用された際に装備されたガードレールや路盤が撤去されて然りだと思う…。
だいたい“国産最古”を本気で謳うには車道時代の構造物は邪魔過ぎるだろ…。
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  1. 2010/11/15(月) 01:19:00|
  2. ●廃線 鉄道 森林鉄道
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木曽 小川(王滝)森林鉄道 鬼淵鉄橋 前編

長野県木曽郡上松町大字上松

訪問日 2008/12/31

【地図】

【大きい地図はこちら】

当記事は、以前公開した【王滝森林鉄道二号隧道】の続編となります。


「林道台ヶ峰線」から木曽川を挟んで上松駅側を撮影。
私の背後には、小川へ行くか、王滝へ行くかの分岐点であった「鬼淵停車場」跡がある。
そこから「林道台ヶ峰線」沿いに木曽川右岸を北上して、支流の王滝川へ遡上するのが同停車場を起点とする「王滝森林鉄道」だ。
また、写真の右側、木曽川の右岸を南下して、支流の小川へ行くのが「小川森林鉄道」である(起点は貯木場があった上松駅)
振り返って「鬼淵停車場跡」の写真があれば良いのだが、何故だか私は写真を撮っていない。
てっきり撮っていると思っていたし、何故に撮らなんだのか不思議に思って、しばらく考えたが、確か当日(に限らず)パトカーがよく停まっていて、あまりうろついて写真の撮影をするのが気まずかった、のを思い出した(←何か後ろめたい神経症。通称「オブローゼ」)

ちなみに「鬼淵停車場跡」は、ただ“広い駐車場”的風景なのだが、現在の停車場跡は、観光バスや「森林鉄道」の座を奪った、木材を運ぶ大型トラック。または、工事用ダンプ等々の転回スペースとして使われているので、もしも当記事をお読みになられて興味を持ち。現地へ自家用車で行く際には御注意をしていただきたい(広いから…、と、迂闊に駐車場のド真ん中に車を停めて撮影三昧をしていると、多分お仕事中の大型車ドライバーに怒られます) 続きを読む
  1. 2010/11/12(金) 01:12:00|
  2. ●廃線 鉄道 森林鉄道
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うなぎニョロ!からの「人形道路交差点あり」!

長野県塩尻市大字奈良井

訪問日 2008/11/18

【地図】

【大きい地図はこちら】

国道361号の旧道…。

前回の【うなぎニョロ!】の近くには、こんな標識もある。

ちなみに、一口に道路標識と言っても「規則標識」 「指示標識」 「警戒標識」 「標示板」なる各種類があり、これは「警戒標識」の一種になる。

「人形道路交差点あり」または「人形道路」を意味している。

おわり。
  1. 2010/11/03(水) 02:22:22|
  2. ●なんだこりゃ?
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うなぎニョロ!

長野県塩尻市大字奈良井

訪問日 2008/11/18

【地図】

【大きい地図はこちら】

ここは、国道361号「権兵衛峠」なり「権兵衛街道」の“旧道”だ。
ここに、この標識はある。

戻っちまうのかよ!


おわり。

ではなくて…【次回】へ続く。
  1. 2010/11/02(火) 01:22:21|
  2. ●なんだこりゃ?
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