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廃道・廃線・廃隧道・あらゆる交通遺跡を調査‐こちら交通遺跡調査室(分室・携帯版)

廃道・廃線・廃隧道。ありとあらゆる交通遺跡を室長ことtyafficが生温く調査いたします! あなたが知っている“廃”を情報も募集しています! 情報提供口は以下。 t.stlアットezweb.ne.jp(アットは@に変換してくださいませ)

山の中のテトラポッド

長野県伊那市某所にて

撮影日 2012/7/27

“某所にて”とか言いつつも、実は以前、我が「こちら交通遺跡調査室」で紹介した「粟沢川に架かる橋」の間近なんだけれどさ…。



テトラポッド達は草むらの中、皆整然と並んで出番を待っている。
すぐ脇には三峰川が流れているけどね(←おい!)

おわり。
  1. 2012/07/29(日) 05:00:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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長野県道443号 内ノ萱伊那線平澤橋

長野県伊那市平沢

撮影日 2012/5/8

知っているつもりの素朴な橋の意外な新発見。

【地図】

長野県道443号内ノ萱(うちのかや)伊那線にこの橋はある。
私としては間近な場所ながらも、実質的な生活圏内ではないので毎度しょっちゅう通る道(橋)ではないのだが、上記、地図にあるこの周辺の大体は把握している。
ここは、そこそこな集落と整備された道があり、夏はボリューム満天の緑。秋は燃える紅葉で四方を囲まれる。
まさに車でのドライブには最高のポイントである。
それぐらいに、過去何度もこの橋を通っているし、当橋梁を渡る度に「そこそこ古い橋だな…」と、車上から徐行観察しつつも素通りしていたのだが、訪問撮影日である2012年5月8日に、たまたま通りかかって「あ、そう言えば…。今まで写真を撮ってなかったわ…」と、初めて車から降りて自らの足で撮影に臨んだ。

車は橋の近くにある平沢公民館の駐車場に停めてきた。
公民館は伊那市市営バスのバス停でもある。

そしてこれが天竜川の右支川である小沢川に架かる「平澤橋」
何て事はない、素朴なコンクリート桁橋である。
川の流れとしては写真右側(上流)から左側(下流)へと流れている。
尚、写真右側にある伊那建設事務所による【表記看板】では“県道起点”とある(【地図】でもそう示されているのだが、Wikipediaにおける「長野県道443号内ノ萱伊那線」の路線データでは、起点をここから直線距離で3km程南にある同伊那市荒井字内ノ萱の「長野県道202号伊那駒ヶ岳線交点」【地図】としている。一体どちらが正しいのであろうか…)

橋上より小沢川下流側。

上流側。欄干の形状は共に同じ。

そして橋を渡り、振り返って撮影した小沢川右岸側から見た平澤橋。
地図や伊那建設事務所の表記看板における県道起点は、橋の向こう側であり、またWikiにおいては、この写真を撮っている私の背後、直線距離にして約3Km程南か、伊那市荒井字内ノ萱の「長野県道202号伊那駒ヶ岳線」との交点を起点として県道は始まり、この「平澤橋」を渡ってから、右折して伊那市内へと行く。 続きを読む
  1. 2012/07/28(土) 02:00:00|
  2. ●橋梁
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旧阿寺橋 補足編

長野県木曽郡大桑村大字野尻

公開日 2012 7.20

【地図】


前回『旧阿寺橋』のレポを公開したのは今年2012年4月20日。実はその2日後の4月22日に、かの「うさ★ネコサンド/エボリューション」の管理人である、uchiyama氏から「旧阿寺橋情報」としてメール、及び貴重な写真を複数枚いただいた。
本来ならばすぐさま記事化して(uchiyama氏から当ブログでの写真掲載の承諾はその時点で得ているし)反映するべきだったのだが、何故だか私tyafficが“記事を書くモチベーションが急激に低下する”という、所謂「スランプ」に陥ってしまい、初公開から3ヶ月近くも間を空けてしまった…。嗚呼…(この場を借りてuchiyamaさまにはお礼とお詫び申し上げますm(_ _)m)

さてさて、そのuchiyama氏からいただいたメール(画像)なのだが、それは、なな、なんと“解体中”の旧阿寺橋~っ!何とuchiyama氏は、私が最後に訪れた2009年2月16日から1ヶ月余り後の同年3月29日に来訪されていて、解体中の旧阿寺橋をバッチリと写真に捉えていたのである。正直最初に写真を見た時はビビったよ…。
それでは、その解体中の旧阿寺橋衝撃写真に~、と行くその前に、前回の記事で私がボソった「木曽川左岸側の親柱の有無」について、uchiyama氏がご教示してくれたのでまずそれに触れておく。

(写真提供:uchiyama氏)

これはuchiyama氏が2008年7月に撮影した旧阿寺橋左岸側である。
道の取付が盛り土と新たな道によって遮断されている。かくも“証拠の隠滅”は前の年からこうして始まっていた証拠写真なのだが、uchiyama氏曰わく、旧阿寺橋完成当初は左岸側にも親柱が有ったのだが、後年、左岸の橋台部分が作り直され、その時に親柱が撤去されたようだ、との事。

(前回の記事より)

やっぱ無かったんだな…、親柱…(ちょっとだけホッとした)

さて、これは前回の記事にも載せた、私が最後に見た2009年2月16日の旧阿寺橋の姿。それから41日後の3月29日には…。

(写真提供:uchiyama氏)

こんな事にっ!
木曽川右岸から見た旧阿寺橋は周りを鉄塔やらケーブルワイヤーにガラガラと囲まれて、しかもかなり解体が進んでいるのか人や車が通る道の部分【床版】が撤去されている!
現役の橋からすれば、40日やそこいらの時間の経過などは何て事はないだろう。
ただそれだけ間、どこかにある時計の針が進み、人や車を通しながら日を浴び、また夜空を眺めるだけの時の流れだと思う。
しかし、廃止はおろか“撤去”が決まった橋にしてみれば、まさしく風前の灯火。脈は弱まり、いつ臨終の宣告を受けてもおかしくない、無限の時の長さを感じる僅かな時間だったのかも知れない。

(写真提供:uchiyama氏)

『お願い 通行止予告 旧阿寺橋上部工撤去工事のため左記の日時通行止となりますので、ご協力お願いします。 平成21年4月11日 午前8:00~午後5:00迄 宮地建設工業(株)』 続きを読む
  1. 2012/07/20(金) 02:56:00|
  2. ●橋梁
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旧阿寺橋

長野県木曽郡大桑村大字野尻

訪問日 2009/1/16

そして、その橋は消えた…。

【地図】


長野県木曽郡大桑村にて、木曽川に架かる阿寺橋。
現在は地図にあるとおり、平成20年竣工の三代目「阿寺橋」がその任に就いている。が、つい最近。ほんの3年程前までは、その先代二代目にあたる「旧阿寺橋」が架かっていた。
当記事は、現在は既に撤去されてしまった「旧阿寺橋」の末期の姿を紹介するものなのだが、まずその前に、当調査室と相互リンクをさせていただき、また私個人も大変お世話になっている、磯部祥行氏のサイト『轍のあった道』にある[阿寺川橋 顛末/『トラック野郎 熱風5000キロ』に捧ぐ]の記事をお読みいただきたい。

何故ならば、当記事はそれ前提で進むからだ!(←手抜きだろ!でも、とにかく、磯部氏の記事には、この阿寺橋界隈の歴史や昔の写真(初代一代目の木造吊り橋「阿寺橋」等々)が、詳しく掲載されておりますので是非ともお読みくださいませ!)

と、言う訳で、それでは行きますか。

旧阿寺橋、木曽川左岸(野尻)側。
いきなりしくじった。親柱の銘板を撮るのを忘れた。
後程出るが、対岸阿寺側の親柱はきちんと撮影しているのに何でこちら側の親柱を撮り忘れたのかが分からない。自分の性格からして、たとえこの時に撮り忘れたとしても、対岸側親柱を撮影している時に気付いて慌てて引き戻り再度撮影している筈なのだ…。
記憶が曖昧だが、あるいは既に銘板が剥がれていたか外されていたかで存在せず、撮影するに値しないと判断したかもしれないが、もはや完全撤去された今となってはどうにもならない。

今は亡き、二代目旧阿寺橋からすると、息子とも言える三代目阿寺橋から撮影。
父ちゃん「旧阿寺橋」は、木曽川左岸から、一径間鋼桁→二連ワーレントラスの計三径間で架かっていた事が分かる。

二連ワーレントラス部分。

息子、三代目阿寺橋を渡り、今度は木曽川右岸(阿寺)側…。実に美しい…。

一番最初、木曽川左岸側の親柱を撮り損ねた写真でもお分かりだろうが、この時、既にこの橋は通行止め状態で、両側にA型バリケードが置かれていた。
ちなみに写真の右に写っている大きなアーチが三代目阿寺橋(ニールセンローゼ桁橋)だ。
でっかく立派になったよな。息子よ…。

旧阿寺橋。木曽川右岸。下流側の親柱銘板。
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  1. 2012/07/20(金) 02:00:00|
  2. ●橋梁
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〇〇注意

長野県伊那市某所にて

訪問日 2012/5/8



ネコ
注意


裏側も。

ネコ
注意

道を挟んだ向かいにある民家の住人が、それはそれはたいそうな“ぬこ好き”で、ここを通る度にいつも「ネコの祭り」が開催されていた…、のは昔の事である。

本日、数年ぶりに通りかかったところ(猫の事はとうに忘れていた)民家は既に空き家となっていて(故に場所を明言するのは控えました)また、ネコ達も集団移転したようで、一匹も見かけなかった。

おわり。
  1. 2012/05/09(水) 01:26:00|
  2. ●なんだこりゃ?
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