長野県道256号 御岳王滝黒沢線 花房隧道 中編

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長野県木曽郡木曽町三岳

訪問日 2009/1/04

お猿の楽園。


振り返って現道との分岐部分を撮影(写っているのは私の指お化けです…)

そう言えば、今日は長野県の冬らしからぬ暖かさだ。
そりゃ猿たちも日向ぼっこしたくなるよなぁ…。更に、そこへ“山の匂い”も加わった事で、何だか自分もここで横にでもなって日向ぼっこをしたいなぁ…(←実際したら変態行為)と思っていたら…。

出たよ。

出た!

花房隧道!

以下、隧道スペック。

花房隧道

昭和33年竣工
延長29m
車道幅員5m
限界高4.9m

竣工年が昭和33年というだけあって(これは、日本全国における廃止は勿論、未だ現役も含む隧道トンネルの中では、比較的まだ新しい隧道トンネルに入る)この「花房隧道」の、コンクリート製抗門からは古臭さや、それこそ明治生まれの「只今廃隧道まっしぐら!苔むしています!」みたいな“禍々しさ”は感じない。
てな訳で、いざ、にゅーどー。

てか、前の写真からだと、隧道内から車が出て来てそうに見えている(実際に顔を出しているのは、こいつだ)が、当然そんな事はなく、この花房隧道は廃止された平成14年以降、木曽建設事務所の車庫として使われている。
道も隧道も荒れていないのは、本来の役目を終えた後も、別の役目で現役だからだ。

やっぱり短い。

一台目の車の陰に隠れただけでこんなにも暗い。

振り返って撮影。
坑口扁額下に有った【看板】が示す程の直角カーブではないが、木曽建設事務所のHP【六段橋開通!!】にある「旧六段橋及び隣接する花房隧道は、幅員狭小と線形不良のため、信号処理による片側交互通行の交通規制が強いられており交通のネックとなっていました。」

とある、その“ネック”の意味が良く分かる狭隘さ、曲がり加減だ。
更に進む。

現在、車庫として使われているのだから当たり前なのだが、木曽建設事務所の車輌でギュウギュウ詰め状態。

前からチラチラ見えてはいたのだが、隧道の先は10m程のロックシェッドになっている。

シェッドと隧道抗門との接合部分。

残された標識看板は、綺麗なままだ。

シェッドの先は、ガードレールで塞がれていた。

【最終回】「約束された終焉」へ続く。
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